薬剤流通と公定マージン

最終更新: 2月10日


フランスでは、薬局と卸へのマージンが公定されています。

薬局での調剤はなく全て箱売りですので薬局の収入は基本1箱あたりの薬価に対するマージンのみになります。

メーカー工場出荷、卸、薬局までバーコードで在庫管理するCIピーシステムですので、トレーサビリティーの視点からも箱出しの方が安全です。


興味深いのは、薬価が450ユーロを超えると卸の、1515ユーロを超えると薬局へのマージンが0%になります。通常これら高額薬剤は温度、湿度管理や有効期限が短い等管理が非常に難しい製品で卸・薬局の作業も複雑になるはずですが、一方でこれらの製品こそ、患者の生命を左右する位に重要なものであることが多く、そう言う重篤な疾患対象品でマージンを得る(儲ける)事は人道的では無いとフランスの医療哲学が見られる制度です。これについての不満はオフレコの本音トークでも聞いたことがありません。


卸売業者の流通マージン

450ユーロ以下6.68%

450ユーロ越え0%


薬局の流通マージン

1.91ユーロ以下10%

1.91から22.9 10ユーロ211.4%

22.91から150ユーロ8.5%

150.01から1515ユーロ6%

1515ユーロ越え0%



4回の閲覧

最新記事

すべて表示

m3ドットコム連載中『フランス便り』より

フランス全医療・介護職者へのCovid-19特別手当支給 - セギュール保健会議 総額190億ユーロ *基本給アップ 7月13日、医師を除く全ての病院職員、高齢者施設職員給与の手取り183ユーロ/月アップで政府と労組が合意。この恩恵にあずかる対象者数は延べ500万人。慢性的な人手不足には、1万5000人のポストが新たに作られ、リクルートが開始されます。医師に関しては、パブリック活動専従医師に限って

Don't Miss Out

​ご登録はこちらからどうぞ。
  • YouTubeの
  • Facebookの社会的なアイコン
  • さえずり
  • Twitterの社会のアイコン
  • Facebookの社会的なアイコン
  • YouTubeの社会のアイコン