デジタル・トランスフォーメーション視察

更新日:2020年2月22日

昨日はフランスの共有型電子カルテとIBMワトソンを使ったデジタル・ホスピタルについてのご視察に。どちらかと言うと日本よりも遅れていた印象のこの分野でしたが、ここへきて病院のAI医療、IT化が飛躍的に進みました。

スマート内視鏡カメラも、スマート執刀ナイフも、病理に繋がっていて瞬時に結果が出、自動的に電子カルテに入力され、メスに切除を指令、医師(人間)がヴァリデートして完了します。

院内で撮る画像は全てAIが即時に分析、やはり人間の放射線科医がヴァリデートしPACS/DICOMで保存します。


手術前に執刀医は3Dヴァーチャル・シミュレーションでイメージを高めた後で、実際にラパロします。サイバー・ナイフは人間には不可能な精密さで切除します。シミュレーターも手術ロボットも回を増すごとに最も良い動きを覚えて行きます。

院内薬局もスマート調剤。注文・在庫管理・処方箋チェック・配薬は全てロボット(薬剤師がヴァリデート)がし、投薬したナースがヴァリデートします。


データ・バンクは難病治療研究目的に限り(クリプト匿名化して)二次利用できます。疫学・医療経済統計・プレディクト医療、オーダーメイド医療もここで行われます。全国標準共有型電子カルテDMPとも互換性コンパチブルです。患者はスマホから電子カルテにアクセスできます。




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フランスには、「在宅入院」と言う制度が有ります。 これは、その他に色々ある「在宅医療系サービス」の中でも、ごく一部の患者が対象となり、日本の訪問診療と比べてもより限定的な範囲になります。 周産期から終末期までを対象とし、まさに「ゆりかごから墓場まで」ではありますが、その中で「(院内使用の)薬剤や高度の技術や医療機器を要する」「多職種・多数の医療従事者による頻回の処置・介入を要する」フェーズにある患